2018年09月05日

墨絵アートてぬぐい〜竜虎図

龍図S.jpg

虎図S.jpg

久しぶりに龍を描きました。
中世の絵師が描いていたような古典的な表現が好きなのですが、今回は今までで一番現代的な竜虎図となりました(当社比べ)

想像上の神獣「」は、東洋の長い歴史の中で様々に描かれてきておりまして、そのデザインも時代や地域で少しずつ変化していて興味深いです。
いわば答えのない姿を人々が受け継いで描き、いつの時代も人気があるというまさに伝説の存在。

現代も多くの絵師が龍を描いておられるので、私も描くのには少し気合いが入る特別な画題です。
まだまだ古典から脱しておりませんが、月与志らしい龍を目指しております。

私が思う「龍」は大気のうねりともうしますか、自然そのものを人が捉えた形として生まれたのかな、と。
なのでだいたい何時もこのような表現になっております。

人知の及ばない神々しい存在でもあり、時に恐ろしい側面も持つ…と記事を書いている今、しみじみ思うところです。平成最後の一年は自然がもたらす災厄で大変な年となりました。

こちらはご注文品でしたので、手間暇をかけて制作することができました、ありがとうございました。

龍図L.jpg

虎図L.jpg

夏に水墨画の大作「生々流転」を横山大観展で拝見しまして、大気の息吹や、光と闇を巧みに水墨で表現されているのに大変感銘を受けました。
墨の美しさを活かすにはどのように心がけるべきか…今回は早速その学びを生かして取り組みました。
詳しいお話はまた改めて記事に書きます。

おでかけスケッチ〜花と風景/暑中お見舞い2018夏


藤に蘭稜王.jpg

こちらは蘭陵王を単独で半巾サイズに描いたものです。
舞楽でよくお見かけする「蘭陵王」を藤と共に。
墨絵アートてぬぐい〜奈良風景 2018夏

次は大和猿楽(能楽)を描いてみたいなー。

来上がり次第随時お納めしておりますが、手描きですので数に限りがございます、予めご了承ください。

最新作はSNSにて随時お伝えしております。

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墨絵アートてぬぐいにつきまして、詳細は以前の記事をご覧下さい
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2018年07月05日

墨絵アートてぬぐい〜奈良風景 2018夏

久々ですが、墨絵アートてぬぐい 夏向けの絵柄をお納めいたしました。

若草山焼き.jpg

墨絵で花火を描いたこちらは「若草山焼き
奈良公園の一角、若草山に火が放たれて、炎上していく様を眺めるというなんとも豪快な行事です。
花火が上がってイベント感ありますが、社寺が執り行う伝統行事で、中世頃より続いているがなぜ山を焼くのか今となってはわからない、とか。
古都奈良の早春を告げる冬の風物詩を描いた一枚。

ukimido.jpg

そして奈良公園の雪降り積もる風景をすっきり描きました「浮見堂雪景
数年前でしょうか、奈良市内に雪が積もった時は、まさに水墨画のような景色となりまして、喜び勇んで取材したものです。

つばき.jpg

厳しい寒さの中で咲く椿は、力強く美しいものですね。


え?夏柄はどうしたって?
暑い夏にこそ、床の間にお部屋に、この雪景を掛け、涼を感じていただければと思います(こじつけハンパないって)

浮見堂は奈良公園の一角にございます。桜から紅葉まで四季を通して絵になるスポットですね。

浮見堂.jpg

ちなみに浮御堂とは湖上に突き出た仏堂のことで、近江八景 満月寺浮御堂が有名。
奈良公園の浮見堂は大正五年建築ということですし、神仏と関わり無く観光スポット的に作られたものやも。

おん祭.jpg

八百年以上途切れることなく続いているという古都の例祭「おん祭
今回の御旅所祭(おたびしょさい)パートは蘭陵王です。

蘭陵王.jpg

奈良の舞楽でよくお見かけする「蘭陵王」は、龍面のインパクトが絶大です。
今回描くにあたって知ったのですが、蘭陵王は古代中国の英雄、眉目秀麗の勇将として讃えられたが後に非業の死を遂げたのだとか。
その姿が演舞として後世に伝わり、大和の地にも残っているのですね。日本の能楽や歌舞伎の源流なのでしょう。

舞額面陵王.jpg

諸事情でしばらく間が空きましたが、今後も墨絵アート手ぬぐいは「奈良風景」をテーマに展開していきます。ご期待下さい。

敬天愛人.JPG

敬天愛人」(けいてんあいじん)
天を敬い、人を愛する。西郷南州が座右の銘とした有名なお言葉です。
現代の経営者にも人気の言葉だそうで、京セラの稲盛和夫氏が、JALの経営再建を成し遂げた時にも「敬天愛人」の社是が在ったとか。

制作に当たってちょっと南洲翁遺訓をひもとこうとしたのですが、言葉の真意はかーなり難しかったです。
西郷どんが好きだったという犬と共に描いてみました。


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2018年01月07日

墨絵アートてぬぐい〜おめでたい!縁起物

平成三十年明けまして、おめでとうございます!
というわけで、昨年末から描いておりました縁起物テーマの続きをご紹介いたします。

前回:亀・寒梅・旭・達磨・お多福など…
墨絵アートてぬぐい 2017年冬縁起物テーマ

旭富士.JPG
昔から初夢で最も縁起がよいとされる、富士山

鷲.jpg
次につづく。なすびは残念ながらございません。

初夢の縁起物「一富士(いちふじ)、二鷹(にたか)、三茄子(さんなすび)」の由来は、徳川家康から来ているそうですね。
家康公縁の駿河国(静岡)で「高いもの」の序列〜富士山、愛鷹山、初物のなすの値段。家康公がそれらを好んだ事から江戸の庶民の間で広まったんだとか。


大黒.JPG
おめでたいといえば、七福神。開運招福の大黒さま。


恵比寿.JPG
大阪ではお正月の後「商売繁盛」のえべっさんがもてはやされます。恵比寿信仰こちらは豊臣秀吉公ゆかりですかね。


鶴.jpg

亀.jpg
は千年、は万年。繁栄と長寿を象徴する縁起の良い動物です。


熊猫.JPG
熊猫。こちらはいわゆる縁起ものではございませんが、近頃のおめでたいムードにあやかりたいものですね。


月与志_戌.jpg
さて、平成三十年は戌年
犬をたくさん描きたいな。

ざるかぶり犬.JPG

出来上がり次第随時お納めしておりますが、手描きですので数に限りがございます、予めご了承ください。

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2018.3月追記
※平成30年1月、朱鳥さま 東向店はCloseいたしました。
※墨絵アートてぬぐいは 朱鳥 餅飯殿本店で引き続き展開中です。

朱鳥201803_1s.jpg

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