2022年12月08日

墨絵アートてぬぐい〜四神 2022年秋

令和四年、秋。四神シリーズの絵柄をリニューアルいたしました。

■青龍
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■白虎
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■朱雀
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■玄武
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こちらは、ご注文で描いた鳳凰です。

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コロナ渦で沈んでおりましたこの数年、それでもこつこつと画力を磨いておりました。
その成果が多少は出ているように思います。

長らく晒生地(てぬぐい)に描いて来ましたので、独自のニュアンスの線を様々に表現できるようになりました。
今回はその集大成になったと自負する所です。
どうぞ、直書きの作品をご覧下さい。


私としてはようやく、目指していた画の世界観に近づけたと思っています。
それは、微妙なバランスで成り立つ、繊細な画の世界。
いわゆる、和風、という感覚です。

例えば、最近とても美味しく感じるようになった「和食」
一つの要素が強く主張すると、とたんにバランスが崩れるというような、絶妙なハーモニーで成り立っている味。
さらに味だけでなく、目でも楽しめる要素が、調理法や器、盛りつけにまで考えられています。

そしてお茶席ともなれば、その時に過ごす時間の事まで考えられ、大切にされるのは“和する心”

そんな和の世界に親しんでいるうちに、和風とはどのようなものかと考えるようになりました。


大和風の絵の様式、といえば私は、江戸時代の狩野派、特に狩野探幽が確立した武家の様式美なのだと思っています。
それと、平安の雅をオマージュした京の町人文化が受けついた、淋派の美。

それらのエッセンスを、明治以降の日本画家、大正ロマンの挿絵画家、昭和モダンの宣伝美術家などが受け継ぎ発展させ、今日の私たちが受け取っているような感覚。
それらがなんとなく“和風”と思っている感覚ではないかなぁ…と考えてみました。

そんなわけで、龍や虎といった霊獣…大陸から渡ってきた猛々しいモチーフを、やまと絵的なやわらかさと、すっきりした構図で描き表し、少し現代的な空気も織り込めればいいよね、という意識で描いています。

しかしながら大和の絵は、平安の雅ばかりではありません。
安土桃山の奔流する豪快な画風の時代もあれば、江戸のサブカルチャーともいうべき浮世絵の世界、さらに奇想の画家の系譜もあり、心惹かれるものが沢山在ります。
私もまだまだ、沢山見て学んで、追求してみたいです。

興福寺金堂.jpg

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納品で久しぶりに奈良公園へ。
紅葉が美しかったです。

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2020年10月05日

墨絵アートてぬぐい〜四神2020

久しぶりの投稿です。
長らく欠品しておりました、四神 color Ver.を再びお納めいたしました。

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青龍


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白虎


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玄武


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朱雀


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こちらの朱雀はご依頼品でした。


令和二年は、新型コロナウイルスの影響で、全てが変わってしまいました。
奈良公園も、以前の賑わいが夢の様です。

わたくしも、生活を守っていく事で精一杯です。
以前のような活動は今後は望めませんが、幸い、絵は何時どんな時でも描けますし、古典的な主題は古びません。
長く、粘り強く、続けていければ、と思います。


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2019年12月29日

墨絵アートてぬぐい 白鳳〜奉祝令和

令和元年最後の作品をお収めいたしました。

今年はなんといっても新元号「令和」の始まりの年。
古式ゆかしく行われました大嘗祭の様子はとても素敵でしたね。

そんな特別な年を記念した一枚。
白鳳〜奉祝令和

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鳳凰は徳の高い王の治世に姿を現すといい伝わる霊鳥。
中国では龍と共に、皇帝の象徴として描かれてきたといいます。
白い鳳凰を、日本を象徴する花「菊」と共に描いてみました。

白鳳_3.JPG

写真では分かりづらいですが、金の柔らかい線で描いた白鳳は、なかなか魅力的に仕上がりました。
手間ひまかかりますが、面白いきら☆やば〜っな手法です。

これまで金ぴかは抵抗あった派なのですが、金に対する感性は、こちらの黄金体験で変わりました。クリムトインパクト。
感想:クリムト展〜ウィーンと日本1900 at豊田市美術館/美しい黄金体験〜名古屋城

振り返りますと、今年はまたとない機会と思い「令和」シリーズを色々描きました。

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墨絵アートてぬぐい〜令和をお迎えする・梅桃桜


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令和_金銀文2.jpg

墨絵アートてぬぐい〜令和染め



こちらは、同じく瑞獣の「玄武

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餅飯殿店.jpg

これで再び四神もそろい踏みです。
墨絵アートてぬぐい〜四神/青龍・白虎・朱雀・玄武


来上がり次第随時お納めしておりますが、手描きですので数に限りがございます、予めご了承ください。

最新作はSNSにて随時お伝えしております。

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墨絵アートてぬぐいにつきまして、詳細は以前の記事をご覧下さい
朱鳥さま 墨絵アートてぬぐいのご案内

月与志|手描き墨絵てぬぐい


ところで、この秋も美術館やお寺へ足を運びました。

【仁和寺観音堂 障壁画】
嵐電・観音電車で話題になっていた、重要文化財・仁和寺観音堂に行ってきました。
「美の巨人たち」で紹介されていた、江戸時代の京都の絵仏師、木村徳応(とくおう)が再建時に描いた障壁画を拝見したくて。奇麗に色が残っている貴重な仏画を心ゆくまで拝んできました。
真言密教の修行の場、普段は非公開、次は二百年後だそうです。

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【みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ―線の魔術 at京都文化博物館】
スラブ叙事詩以来ひさびさのミュシャ展へ。人気でした。100年経っても古びない、新しいファンを獲得するミュシャの絵の秘密はなんだろう?と考えながら。こちらはまた改めて感想を書きます。

「富野由悠季の世界」展も面白かったです。
早く感想を書きたいのですが、また来年ですね。

こちらは感想書けた分。
感想:流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美 at京都国立博物館

では皆様良いお年を。


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