2017年01月06日

墨絵年賀状 六龍堂「白鳥かえる」

2017年の六龍堂さま年賀状を今年も描かせて頂きました。
「酉年」に因んで、冬の上田城と真田家の皆さまを描いております。
※上田城はお写真を使わせていただきました

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『上田市のHPのフォトギャラリーより観光PR用の写真を使わせて頂き、
冬の上田城に白鳥となった昌幸さま・信幸さま・幸村さまが帰ってきて降り立った姿を描いて頂きました。』

〜六龍堂blogより抜粋

今回の特筆すべき所は、絵に人物が一人も登場していないにも関わらず
実は沢山の人々が描かれているという事です。

どのような意図でどのような構成で描かれているのか
詳しくは六龍堂 早川さんのblogで解説されておりますのでぜひご覧下さい
新年を迎えて(六龍堂blog)

絵画の世界では、テーマを象徴的に表現する為に比喩的なモチーフを用いることはよくございます。
特に日本の古の絵画では、なにげなく描かれた動物、四季折々の植物にさりげなく、人々の想いが託されているというのは、よく指摘される所です。
そういった古典や絵画のことにお詳しい、早川さんならではの素晴らしい発想ですね。

六龍堂さんの六回目のご依頼ですが、今回はいつも以上に深い意味を持った、奥の深い絵となり、お陰様で絵としての品格が一段階あがったように思います。

墨絵年賀状 六龍堂「いざ!真田丸」(2016年)
墨絵年賀状 六龍堂 真田幸村〜炎(2015年)
墨絵年賀状 六龍堂 真田幸村(2014年)
墨絵年賀状 六龍堂 巳姫(2013年)
六龍堂 年賀 龍墨絵(2012年)

最近は手描きの手触りを表現する事に気を配っておりまして、
こちらもほんのりとではありますが、古典的な雰囲気を表す工夫をしております。
※なお「白鳥かえる」は書いた和歌より頂いて便宜上絵につけた題名です。

ありがとうございました。
六龍堂さまの益々のご活躍をお祈りいたします。

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2016年06月29日

墨絵上田城の戦い 展示されました

2016年春に描きました、戦国武将 真田氏上田城に籠もり戦った「上田合戦」をテーマに描いた「墨絵上田城の戦い

墨絵上田城の戦い お納めいたしました

こちらの原画が長野県上田市の「めざまし食堂&上田プラザホテル」様のロビーに展示されております。
畳一枚ほどの大画面に、力一杯かつ緻密に描いた大作です。ぜひ現地でご覧下さい。

上田プラザホテル【公式HP】めざまし食堂&上田プラザホテル

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「墨絵上田城の戦い」は、上田に観光に来られる方がイメージを膨らませて、楽しんで頂ける絵を目指しました。
上田城の戦いの様々なエピソードが一枚の絵として繋がっています。

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また、沢山の人物が登場する群像劇のような絵となっております。
お馴染み真田家の武人達を堂々と勇ましく。武将から騎馬武者、足軽まで。
城下町の人々から攻める徳川兵まで。
そこには様々なドラマがあったことでしょう。

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見所をひとつ。立派な騎馬武者の隣にいる、七人の野侍に注目して下さい。
彼らは我々のご近所に住んでいそうな、知り合いの誰かに似ているような、何処にでもいるおじさんやむすこさん達です。
彼らがどのような気持ちで戦に臨んだのか…表情にいろいろ込めてみましたので、ぜひ感じ取って下さい。

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彼らは最初絵には登場していなかったのですが、描き進めているうちに生まれてきました。
ご依頼主のお話しから「故郷を必死で守った人々」への共感を感じ、それを象徴する人々として大きく前面に描き入れました。

最終的には、英雄の勇ましさだけを描いた絵ではなく、人間くさい物語を描いた絵になったと思います。
また、講談やドラマ・マンガでお馴染みの人々も絵のどこかにさりげなく潜ませていますので、それを探し出す楽しみもございます。

詳細はぜひ、真田氏が守った信州上田の地にて、原画をご覧頂ければと思います。

上田駅近くの上田プラザホテルさまは、手作りの朝食が美味しいと評判のホテル。
観光もかねて私も訪れてみたいと思います。

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ご依頼当初よりホテルに飾って頂くとおっしゃっていたので、大河ドラマ「真田丸」イヤーの今年だけでなく、これからもずっと長く鑑賞していただける絵になるよう心がけました。

なお、「墨絵上田城の戦い」の原寸大複製が、上田駅前交差点のビル壁面・上田合戦絵地図横に掲示されているそうです。
上田城に向かう前にぜひご覧頂き、合戦のイメージを膨らませていただければと思います。


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2016年01月12日

墨絵年賀状 六龍堂「いざ!真田丸」

2016年の六龍堂さま年賀状を今年も描かせて頂きました。

五回目のご依頼、そして2016年は「真田丸イヤー」
というわけで、ご依頼は直球ずばり「いざ!真田丸」

sanadamaru_2016.jpg


『ドラマタイトルの「真田丸」が、真田家を戦国の荒波を乗り越える一艘の船にたとえているところから、
真田丸という名の宝船を連想して、真田家選抜メンバー(選定六龍堂)の皆様に七福神に扮して頂きました。』
〜六龍堂blogより抜粋


ご依頼は早川さんの方でプランがしっかり固まっておられまして、誰がどの神さまに扮しているのか…
詳しくはこちら→謹賀新年2016(六龍堂blog)


六龍堂さんには近年は戦国時代の武将 真田幸村公に因むご依頼を多く承って参りました。
墨筆の豪快さ・繊細さを活かすことができ、いずれも会心の出来なのですが。

墨絵年賀状 六龍堂 真田幸村〜炎(2015年)
墨絵年賀状 六龍堂 真田幸村(2014年)
墨絵年賀状 六龍堂 巳姫(2013年)
六龍堂 年賀 龍墨絵(2012年)

今年はデフォルメされたキャラクターをご所望で、私としては、また新たなチャレンジとなりました。
制作に当たって、現在多く流通している「ゆるキャラ・萌えキャラ」を研究し、
実際に描いて見てわかったのですが、そう思うほど単純でも簡単でもなく(そう見えるにもかかわらず)その奥深さを実感いたしました。
身近すぎて今まで気づきませんでしたが…「かわいい」キャラクター群は、近年日本のPOPカルチャーが育んだ独自の様式だといえるでしょう。
まだこなれた絵が描けないのが多少心残りでしたが、早川さんが思い描いたそれぞれのキャラクターをデザインするのは楽しい作業です。
やはり今年も、挑むという言葉が似合う六龍堂さまのご依頼でした。

さて、この記事を書いている今、2016年の大河ドラマ『真田丸』が放映開始、とても面白く期待している所です。
昨年伺った信州上田市、そして六龍堂さまの益々のご活躍をお祈りしたいと思います。

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