2012年11月18日

報告:きんとと〜月与志展@アランカフェ

こちらも連続してお伝えしてきた「きんとと〜月与志展」もお陰様で無事終了いたしました。
「きんとと〜月与志展」始まりました。

この展示は、HANARARTをきっかけに、以前から考えていたアランカフェでの展示が実現したもので、現役のアート作品展示を初めて試みるアランカフェさんと、相談しながら形作ったものでした。

カフェでの展示を考えた答えとして、今回は個々の「絵」をギャラリーのように飾るのではなく、アランカフェという空間全体をインスタレーションする墨絵を実現しようと考えました。

IMG_3769.JPG

そこで、お店の壁面全体を大きなキャンバス(墨絵ですが)と捉えて、色々試行錯誤を重ねて、掛け軸風の空間展示にたどり着きました。
HANARART期間中、いつもと違う「模様替えをした」カフェの「ハレの日」感を演出して、常連のみなさんに喜んで頂くというもくろみでした。
実はこの「絵の見せ方」が今回の一番の見せ場だったように思います。


HR_kinntoto.jpg

墨絵の方は、以前から構想を温めていたので、至って速やかに形になりました。

大和郡山の「金魚」
金魚とアランカフェ〜月与志 at HANARARTもあ

IMG_3388.JPG

今回初めて投入した「朱墨」で表現しています。
よくお習字の採点で使われていた朱ですが、こんな使い方が出来るんですね。

最後には金魚が登場するライブ墨絵も披露しました。
きんとと〜月与志展 × ameyadori @アランカフェ

もうひとつのテーマは、同じく大和郡山にあったという「遊郭」
HANARART郡山会場でも話題となっていた「旧川本邸」の他、沢山の遊郭跡が残っています。

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かつてこの城下町にあったであろう、遊郭の女達の、華やかさ、喜び、悲しみ。
それらを、出来るだけ「美しく」描きだそうと試みました。

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金魚は、元々はフナだったものを、人が鑑賞用に手を加え奇形化していったものです。
不自然に延びた長い尾を優雅に泳がせるコメット(彗星の名を持つ金魚)と、遊女の華美に過ぎる装いが、私の中で重なりました。
それは悲しいほどの美しさでした。

「きんとと〜月与志展」は無事終了いたしましたが、店主のご厚意で一部展示を引き続き見ることができます。
lioさん、ありがとうございました。

Facebook Artist page「月与志」
http://www.facebook.com/tsuyoshi.art

月与志site http://tsuyoshi-jp.sakura.ne.jp/
posted by 月与志(tsuyoshi-jp) at 05:58| Comment(0) | 作品展示
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