2012年09月20日

報告:涼月花ライブパフォーマンスat なら国際映画祭

なら国際映画祭エントランスライブにて、涼月花パフォーマンスを無事終えました。
涼月花=目黒涼子×月与志×清瀬由紀

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9月の連休は奈良へ!涼月花パフォーマンスat なら国際映画祭

私としても、かつてない大きな舞台でのパフォーマンスでしたが、
3人の仲間で助け合い、力を出し合って、楽しくやりきることができました。

また初の「ホーム・奈良」でのパフォーマンス開催とあって、
実に沢山の友人・知人が駆けつけてくださり、とても楽しい2日間でした。

そして、なら国際映画祭の運営スタッフの皆様と、特にお世話になりましたFさんに厚く御礼申し上げます。


■テーマについて
今回は「かかわり愛」というテーマを掲げました。
それぞれ個性の違う3人が「涼月花」という関わり合いの中で、影響しあい、成長する様を作品としてお見せしたい。

私達が、なら国際映画祭という祭典に関わるとき、どのような事を皆様に提示できるか?と色々考えました。
この映画祭では、関わった人達とのご縁を大切にするという思いが共有されている、とFさんから伺い、アーティストとして参加する私達なりに、そこに響き合うテーマとして出せるものを考えました。

準備の段階から、涼月花の3人と、ご担当のFさんの力を借りながら、手探りのリハーサルも行い、お互いに無いものを出し合い、時に補い、時に引っ張り…
絵描きって、基本は個人の世界なのですが、今回はどこか団体戦のような気持ちで臨むことになりました。
そんな経緯を経ていたからでしょうか、最終日は、まるでキャンプが終わる最後の夜のような寂しい気持ちになりました。

作家は自分の世界を描きあげるものだけれども、普通に生活する人々と同じく、友人や家族といった親しい人に影響されるものだろう、と。
そんな事に注目してみました。

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■「花のアーチ」
パフォーマンスに先立ち、開会式前に制作されたのがこちら。
なら国際映画祭 メイン会場の入り口を華やかに飾る「花のアーチ」。
制作した清瀬由紀さんの思いのこもった作品です。
ご来場くださった皆さんにもとても好評でした。

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「映画空間へ誘う、お花のアーチです。
日本最古の道「山の辺の道」にある、里山の桜と黒竹の枝を中心に作りました。
花器で私用した竹は、東大寺二月堂の修二会(お水取り)に使われたというものです。
なら国際映画祭に来られた皆様に、お花で歓迎の意を表したいと思います。」
清瀬由紀〜フラワーアーティスト


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■ライブパフォーマンス-1日目
会場のならまちセンターでは、エントランスライブとしてバンドなどの演奏がステージで行われ、我々は、本館入り口左のスペースで、目黒涼子・月与志がそれぞれライブペインティングを。
本館入り口右のスペースで、清瀬さんと、涼子さん・月与志がそれぞれ入れ替わりながら、3人の合作を制作いたしました。

途中、雨に降られましたが、アクシデントも難なく乗り越えて続けられるのが、涼月花の強みです。
因みに、3人おそろいの衣装と花の飾りは、清瀬さんが作って下さったものです。

初日、3人の合作は7割ほど出来で留め、ライブペイントは、それぞれ1枚ずつ完成しました。


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「歓迎の華々しさを、奈良らしさを感じてもらえるようなモティーフで」と考え、でたとこ勝負の勢いで描き上げた一枚です。


■ライブパフォーマンス-2日目
この日もとても沢山の方にライブパフォーマンスを見て頂く事になりました。
3人の合作が完成し、涼子・月与志のライブペインティングも各1枚ずつ完成。

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惜しむらくは、緻密に仕上げる余裕が無かった事です。
今回はじっくり半日かけて描き上げる予定が、1時間の早描きにせざるをえませんでした。
個人的には反省ですが、パフォーマンス全体としては、会場を盛り上げるという役目を果たせたと思います。


■「花の屏風」
完成した3人のコラボ作品。
和の建具を花器にした「生け花」と、
同じく建具を屏風に見立てた、鮮やかな水彩画と、墨絵のモノクロームが交差する平面が共存する、
他に類を見ない作品になりました。

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こちらの作品は、最終日に最も人通りの多い踊り場ヘ建てて頂きました。
「花のアーチ」共々、世界各国から映画祭に集ったゲストを初め、実に多くの人の目に留まる事になりました。

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なら国際映画祭2012へのご来場者を華々しく歓迎する花のArt作品です。
水彩画・墨絵・生け花。個性の違う三人の作家の「関わり合い」が制作テーマです。
会期中 9/15、16日の二日間、当会場で制作いたしました。
このような素晴らしい機会を頂きました事に感謝いたします。



■終りに
当日は、映画上映、アートナイト、ライブ、びえんな〜ら、など楽しいイベントが目白押しで、
長丁場のうち、どこかで楽しもうと思っていたら、ほとんどそのような余裕はありませんでした。
残念ですが、しかしそれ以上に、かけがいのない充実感で満たされています。

それでもなんとか時間を作り、映画祭の話題作『祈-Inori』を拝見しました。
奈良県南部十津川村を舞台にした映像作品です。

河瀬直美監督の映画もそうですが、良く見知っているはずの奈良の地元の風景が、カメラを通して見ると少し違う世界に見える、という不思議な感覚でした。
長いこと映画を観てきましたが、これは今までなかった感じですね。

河瀬監督とお話をする機会があったので、ぜひ交野をよろしくとお願いしました。
私の故郷、交野市で去年、基調講演をして下さったのです。

この一年、奈良に愛情を注いで活動している人々に沢山お会いしました。
その刺激を受けて、私も自分の故郷に、自分の力で出来る事を少しずつ探っている所です。

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さて、大きなイベントが終わって少しほっとしている所ですが、
今回大きく進歩した「涼月花。またどこかでやりたいなぁと思います。
いや、もう次の予感がすでにありますね。
では、また。

FBカバー写真_涼月花af-2.jpg


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posted by 月与志(tsuyoshi-jp) at 02:36| Comment(0) | Live墨絵
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