2012年06月12日

rp:上村恭子個展「こおろこおろ」inフルコト レポート

可愛らしくも艶やかなこの奈良の女性達、見たことありませんか?

120609_00.jpg

奈良墨絵の大先輩、上村恭子さんの個展がフルコトさんで開催中です。
作品世界に本気で感動しました!
その一部をご紹介します。

上村恭子さんホームページ→戯れ童子


120609_01.JPG

奈良旅手帳の表紙にもなったシリーズです。
天平文様をイメージしますね。


120609_02.jpg

アマノウズメ。
天の岩戸の形にある意味が…


120609_03.JPG

「女」という書から描き分けた、短冊の連作。
書の勢い、墨のタッチ、女性の表情や線の巧みさ、バランス感覚、とにかく素晴らしいです。


120609_04.JPG

「十八女(さかり)」になぞらえた十八種の花と男女の「花あわせ札」。


120609_05.JPG

花蝶風月という趣の衝立(ついたて)


120609_06.JPG

貝合わせという、日本古来の貴族の遊びがありました。
例えがエロい…いや上手いですねぇ…


120609_07.JPG

金箔貼りに墨の荒々しい筆触鮮やかに描かれた、
八岐大蛇(ヤマタノオロチ)と須佐之男命(スサノオ)〜古事記より。


見とれてしまい写真を撮れませんでしたが、
国生みの女神イザナミの、喜びと悲しみを描いた対の掛け軸も圧巻でした。


120609_08.jpg

奈良にまつわる数々の姫が、可憐に、官能的に描かれています。
外光で透ける和紙の質感もあわさってなお素晴らしい。
フルコトメガミカレンダー


120609_09.jpg

連作になっていた掛け軸の作品。
これは和や奈良に留まらず…古代オリエント的な雰囲気、
あるいはクリムトやゴーギャンの官能を思い起こさせるものでした。
かつ主題は和の花という、様々な要素が溶け込んだ逸品。
しばし呆然と眺めてしまいました。


奈良をテーマに、和のものを扱った、新しい感覚の作品を描きたい。
私が夢見つつ、技術も知識も見識もまだまだ追いつかないでいるこの境地に、見事に到達されていました。

このような先達がいてくださって嬉しい限りです。
「奈良で墨絵」という選択に可能性を見せて頂きました。

私は、まだまだひよっこ。もっと長く積み重ねていかねばね。


nakaさんのblogではより詳しいレポートがされています。
上村恭子個展「こおろこおろ」@フルコト1周年(きたまち) (by 奈良に住んでみました)

おなじみフルコトさんも一周年。おめでとうございます!

ディープに奈良を愛する主の皆さんが、それぞれ違う得意分野・個性を活かして運営されています。
さらなるものが、ここから織りなされていく事でしょう。
これからも頑張って下さいね−。


月与志site http://tsuyoshi-jp.sakura.ne.jp/
posted by 月与志(tsuyoshi-jp) at 17:00| Comment(0) | アート・レポート
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。