2012年05月18日

童謡の里 安芸 弘田龍太郎ものがたり〜お披露目

昨年より手がけておりました紙芝居「童謡の里 安芸 弘田龍太郎ものがたり」が無事完成いたしました。

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紙芝居は、表紙を含め生涯を描いた本編と、弘田龍太郎さんの代表曲合わせて26枚で構成。


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紙芝居を読みながら、歌も一緒に歌えるようになっています♪


弘田龍太郎さんは、安芸出身の有名な作曲家です。
紙芝居を通して「我が町の偉人を知って欲しい、郷土を愛する心を育みたい」という安芸の皆さんのご依頼でした。

そこで、安芸の美しい郷土を描き、
子ども達には、自分たちと同じ故郷で育った偉人がいる、立派な仕事をしたんだという誇りと、将来の夢を感じる物語にしたいと考えました。

昨年ご依頼を頂き、実際に安芸の土地を取材して、地元の関係者から沢山のお話を伺いました。
安芸市取材〜弘田龍太郎紙芝居

そこで見聞きした事を活かして、紙芝居の物語を組み立てていきました。
安芸の土居村で四季折々の自然に育まれた龍太郎少年。やがて音楽の才能を開花させて活躍。
心にはいつも美しい故郷の原風景があった。そして最晩年には、その心の故郷に戻ってくる…という物語です。

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紙芝居を、興味を持って見てもらえるように、人物に共感してもらえるように、
そしてなにより、子ども達の心にずっと残る感動があるように、絵とお話に工夫を凝らしました。

そして描いているうちに、思いがけずも物語には、自分自身の体験や思いが色濃く反映することになりました。
それ故に、多くの人に共感して貰えるストーリーにできたのではないかな、と密かに自負するところです。

弘田龍太郎さんの代表曲とは…「雀の学校」「春よ来い」「靴が鳴る」「浜千鳥」…
(既に色んな所で披露しましたが、世代によって知ってる幅が顕著に違いますね)
童謡を子ども達は知らないね、今は歌う機会が無いね、という話から、この紙芝居には、一緒に歌を歌う工夫をしています。

弘田龍太郎 曲碑
太陽くん in 童謡の里 安芸


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2012年5月10日、高知県安芸市の土居小学校で、完成を記念したお披露目が行われました。
地元の語り手さんにより、まるでおばあちゃんが孫達にお話してるような、とても優しく素敵な読み聞かせになりました。

同日、安芸商工会議所女性会創立20周年の祝賀会でも、紙芝居のお披露目が行われました。
20周年記念事業として「将来安芸市を担う子供達、未来の子供達にも郷土の偉人を深く知ってもらい、誇りと愛着を感じてもらえたら…」という趣旨で制作されました。


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女性会 山本会長より、安芸市長へ目録を贈呈。
出来上がった50部は、安芸市内の、保育園、小学、中学、高校、観光情報センターや図書館、観光ボランティアガイドの会等へ寄贈され、教育や観光等様々な分野で役立てて頂けるとのことです。


詳しい経緯は、高知新聞の記事が大変分かりやすいので、こちらを転載いたしますね。

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生誕120年 弘田龍太郎紙芝居に

 安芸市出身の作曲家、弘田龍太郎の生誕120周年を記念し、安芸商工会議所女性会がこのほど、その生涯を描いた紙芝居を50部制作した。市内の保育所や小学校、図書館などに寄贈予定で、関係者は「子どもたちに、郷土に誇りを持って育ってほしい」と願いを込めている。
 龍太郎は1892年に現在の安芸市土居に生まれ、「春よ来い」「鯉(こい)のぼり」「浜千鳥」など数々の童謡を作曲した。
 紙芝居は、奈良県在住の墨絵作家、武知剛さん(41)が絵と文を担当した。昨年8月、高知市で開かれた武知さんの作品展を訪れた同女性会の山本美栄会長がその作風にほれ込み、制作を依頼した。
 武知さんは安芸市の龍太郎の曲碑や野良時計、安芸城跡などを巡り、イメージを膨らませたという。完成した紙芝居は、龍太郎の幼少期、小学校〜大学時代、作曲家時代、晩年の4部構成で全17枚。墨と顔彩を使い、和風の落ち着いた色合いで描かれている。
 母が奏でる一絃琴の音色を聴いて才能を育んだことや、音楽に熱中するあまり服装に無頓着だったエピソードも盛り込み、背景には同市の四季折々の風景をちりばめた。
 代表作9曲の歌詞と楽譜も添え、「子どもたちが、自分と同じ風景を見て育った龍太郎さんの功績を知り、故郷に誇りを持ってくれれば」と武知さん。
 同女性会はこのほど、龍太郎の生誕地近くの土居小学校で、全校児童145人に紙芝居を披露。6年生の宇田寛大君(11)は「こんな偉人と故郷が同じで誇らしい。音楽がますます好きになった」と感激していた。
 同女性会は読み聞かせの依頼も受け付けている。問い合わせは同女性会(0887・34・1311)へ。 

以上、高知新聞記事より転載--------

高知新聞WEB(2012年05月16日配信)

山本美栄会長、安芸商工会議所女性会の皆様、本当によい機会を頂き、ありがとうございました。
紙芝居の読み聞かせで、安芸をもっともっと元気にしていってください。
そして、このご縁を作ってくれた、絵描き仲間、歴史好き仲間達にも、ホントにありがとう。

この紙芝居を作るにあたって、ご協力頂いた多くの皆様に感謝いたします<(_ _)>


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posted by 月与志(tsuyoshi-jp) at 17:06| Comment(0) | 紙芝居・郷土物語
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