2019年09月25日

感想:「天上の虹」にみる持統天皇誕生の物語 at万葉文化館/初秋の花々

久しぶりの展覧会感想です。

少しずつお勉強中の万葉集と古代の歴史を学ぼうと行ってきました。
里中満智子先生の漫画「天上の虹」の複製原稿の展示が中心なのですが、その作品の背景や時代考証について専門的な説明がつくという文化館らしい展示で、古代にうとい私のような初心者には入りやすいありがたい企画でした。万葉集のお話もたっぷり。

マンガで語る古代大和U 里中満智子『 天上の虹』にみる持統天皇誕生の物語
万葉文化館
※会期終了しています


漫画で古代史というと…石ノ森章太郎先生の「日本の歴史」に描かれた持統天皇が、やり手だけどちょっと恐ろしい女性に描かれていたのですが、こちらの鸕野讃良皇女うののさららのひめみこ/後の持統天皇)は見た目に麗しく可愛い女性像なので、解釈によってずいぶん違うんだなぁという初見の印象だったのですが、読み進めて行くと、やっぱりやり手で強い意志を持った女性像でした。
その時代に生きた歴史上の人物に命を吹き込んだ濃厚なドラマに引き込まれます。

今までは事実を客観的に述べた一般的な歴史を読んでいたので、壬申の乱前後のドロドロとした政争はなんとも恐ろしく正直だめだったのですが、人々の生きた情が通う物語で読むとまるで印象が変わりました。それが一番よかったです。

作者曰く、公式の事実はゆがめない「解釈」がドラマになる。
古代の事は不明な事が多く、それをどのような根拠で解釈し想像力で補ったか、という話は興味深かった(殯宮の描写とか)
『天上の虹』は研究を重ねながら完結まで数十年かかったという作品。一度じっくり読んでみたいなぁ。
個人的には…高市皇子(たけちのみこ)が超イケテる王子さまで安心したw

まだまだ力量不足ですが、私もいつか古代の都人を主題に描いてみたいな、と思います。

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こちらは明日香村にある、天武・持統天皇陵。万葉文化館からも近い。

【文化服装学院×奈良ファッションショー2019「WA」】
今年の夏も恒例の文化服装学院×奈良ファッションショーを拝見。
こつこつイラストに描いております。

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こちらは奈良キッズコレクション。

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【初秋の花々】
残暑が終わったばかりですが、秋の花々はもう咲き始めていますね。
公園のダリアもすくすくと育っておりました。

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こちらは庭にお迎えした花々。秋の七草のひとつ、藤袴。そして紫式部(コムラサキ)いずれも日本に昔から自生している花。

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希少な藤袴…昔は河原等に多く咲いていたのだけれど今は激減している花だとか。
春日大社の「萬葉植物園」で求めました。販売用の植物をお求めなら無料で入場できるそうですよ。珍しい花々がみつかります。


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posted by 月与志(tsuyoshi-jp) at 02:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 感想:近現代
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