
墨絵で花火を描いたこちらは「若草山焼き」
奈良公園の一角、若草山に火が放たれて、炎上していく様を眺めるというなんとも豪快な行事です。
花火が上がってイベント感ありますが、社寺が執り行う伝統行事で、中世頃より続いているがなぜ山を焼くのか今となってはわからない、とか。
古都奈良の早春を告げる冬の風物詩を描いた一枚。

そして奈良公園の雪降り積もる風景をすっきり描きました「浮見堂雪景」
数年前でしょうか、奈良市内に雪が積もった時は、まさに水墨画のような景色となりまして、喜び勇んで取材したものです。

厳しい寒さの中で咲く椿は、力強く美しいものですね。
え?夏柄はどうしたって?
暑い夏にこそ、床の間にお部屋に、この雪景を掛け、涼を感じていただければと思います(こじつけハンパないって)
浮見堂は奈良公園の一角にございます。桜から紅葉まで四季を通して絵になるスポットですね。

ちなみに浮御堂とは湖上に突き出た仏堂のことで、近江八景 満月寺浮御堂が有名。
奈良公園の浮見堂は大正五年建築ということですし、神仏と関わり無く観光スポット的に作られたものやも。

八百年以上途切れることなく続いているという古都の例祭「おん祭」
今回の御旅所祭(おたびしょさい)パートは蘭陵王です。

奈良の舞楽でよくお見かけする「蘭陵王」は、龍面のインパクトが絶大です。
今回描くにあたって知ったのですが、蘭陵王は古代中国の英雄、眉目秀麗の勇将として讃えられたが後に非業の死を遂げたのだとか。
その姿が演舞として後世に伝わり、大和の地にも残っているのですね。日本の能楽や歌舞伎の源流なのでしょう。

諸事情でしばらく間が空きましたが、今後も墨絵アート手ぬぐいは「奈良風景」をテーマに展開していきます。ご期待下さい。
「敬天愛人」(けいてんあいじん)
天を敬い、人を愛する。西郷南州が座右の銘とした有名なお言葉です。
現代の経営者にも人気の言葉だそうで、京セラの稲盛和夫氏が、JALの経営再建を成し遂げた時にも「敬天愛人」の社是が在ったとか。
制作に当たってちょっと南洲翁遺訓をひもとこうとしたのですが、言葉の真意はかーなり難しかったです。
西郷どんが好きだったという犬と共に描いてみました。
来上がり次第随時お納めしておりますが、手描きですので数に限りがございます、予めご了承ください。
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