2016年11月04日

第68回正倉院展始まりました/墨絵てぬぐい

今年も正倉院展始まりました。この期間、奈良市内は人が倍増したのではないかというぐらい賑わいます、と、それはおおげさですが、毎年正倉院展のために奈良国立博物館を訪れる人数は相当なものだそうです。
その魅力とは?聖武天皇縁の品々を実際に見ることができること、いわば皇室の家宝を拝見出来る貴重な機会だから、そして、優雅な天平文化と古代への憧れといったところでしょうか?

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今年の話題は「漆胡瓶(しっこへい)」ササン朝ペルシャで流行し唐で作られたのではないかという水差しや、聖武天皇一周忌で飾られた大幡(だいばん)など。
珍しいところでは鋳造(銅貨や仏像などを作る)に使われる鉱物の出展があります。日本は技術も材料もまったく無いところからスタートして大陸に学んでいたことがわかる品です。

この頃まだ駆け出しの辺境国だった日本は、進んだ文明を熱心に取り入れ学んでいました。
そのお手本としたのが中国大陸にあった大国「」シルクロードなどを通じた東西交流を経て国際色豊かな文化が花開いていたそうです。

正倉院の宝物の多くは、そんな時代に中国大陸やその向こうの国々からやってきた貴重な品々です。
大陸の文化に憧れ、懸命に学んだ証とも言えるかもしれません。
それぐらい、当時の大陸文明は先進的だったのでしょう。

日本の文化、特に古美術に興味を持つなら、中国の文化について知る事は不可欠と常々思ってはいるのですが、中華文明はあまりに広く長くて深い。
レポート:呉越国 - 西湖に育まれた文化の精粋 -at大和文華館

それでもそろそろ、奈良の文化(天平文化)のルーツである東アジアに目を向けていきたいと思っている所です。

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ところで、よく頂くご質問「鳳凰と朱雀の違い」について回答いたします。
分かりやすく例えて申しますと、鳳凰はライダー、朱雀は戦隊ヒーロー。
単独でヒーローたりえる鳳凰と違い、朱雀は四神そろって四神ジャーというわけです、おわかりいただけましたでしょうか。

冗談はさておき(笑)正倉院展向けに描き下ろしたものが大変好評で驚いております。
早速追加分を描いて、本日お持ちいたします。

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出品先の、校倉な会「手ぬぐいの朱鳥」さまは地下回廊ブース。
葉風泰夢(ハーフタイム)さま奥の、カラフルPOPな手ぬぐいがずらりと並んでいるところでございます。
正倉院展観覧後、リニューアルした仏像館をご覧になる道筋にあるそうです。
2016年 正倉院展はじまります

残り期間僅かですが、どうぞよろしくお願いします。

第68回正倉院展 2016年11月7日まで

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posted by 月与志(tsuyoshi-jp) at 09:59| Comment(0) | お知らせ
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