2016年02月12日

月与志のカルチャー夜話 第七十七夜 〜懐かしのテレビまんが:オールドスクール・アニメ01

月与志がお送りする、知的好奇心を刺激するカルチャー系トーク番組「月与志のカルチャー夜話」

2015年7月13日放送 第七十七夜は、懐かしい昭和のアニメをふり返る「オールドスクール・アニメ」開校しました!
第1回は「テレビまんが」と呼ばれていた1960〜70年代のお話。一緒に懐かしみましょう☆平成世代も歓迎。
劇場アニメーションからテレビまんがへ。日本のアニメの歴史を辿りながら、思い出話なども。



【月与志のカルチャー夜話 第七十七夜 〜懐かしのテレビまんが:オールドスクール・アニメ01】

各コーナーの詳細は以下です。

暑い夏が始まりました。夏といえば、音頭!和モノで話題の音頭の世界。「ルパン音頭」って?

和モノを探っていたら遭遇した軍歌研究家氏の興味深いお話しをご紹介。
今となってはイメージが悪い「軍歌」ですが、実は名曲ぞろい。当時は大衆の娯楽・歌謡曲の側面があり、庶民文化の変遷を知るよい教材でもあります。
そして「萌え軍歌」とも言えるような、子ども向けの国策コンテンツが当時存在しました。萌え文化が利用されたら怖いぞっていうお話し。今政治に利用される可能性があるのはアニメ・アイドル…。
という訳で「ミリタリー萌え」についてこの夏番組でも取り上げました。

【月与志のカルチャー夜話 第八十一夜 〜萌えミリタリー】
【月与志のカルチャー夜話 第八十二夜 〜日本の軍歌・戦時歌謡/風立ちぬ】



1)アニメ#08 オールドスクール・アニメ01:懐かしのテレビまんが
当番組で最も話題を集めた特集「オールドスクール・アニメ」の、栄えある第一回目でございます。

90年代 アニメ界を変えた「エヴァンゲリオン」それ以前をアニメのクラッシック=オールドスクールと捉えて特集するという試みです。

因みに「オールドスクール」とは - ヒップホップ用語で「古典的、保守的」などという意味。
「考え方が古い」や「昔の人」などとして使われることがあるが、時代的には古いけれど、今でも通用するかっこ良さを持つというニュアンスとして良い意味で使われることが多い〜という事なので、シリーズ名として採用しました。

オールドスクール・アニメは、主に昭和に限定。アニメが生まれた頃から始めて時間を下り、様々な時代を探るキーワードを儲けながら、エヴァを目指す、全7回のシリーズとなりました。
月与志のカルチャー夜話 SEASON-4

今回は第一回:アニメ黎明期〜最初の黄金期・60〜70年代のお話しです。

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<テレビ漫画>
1960〜70年代のアニメ作品は、当時は「テレビ漫画」と呼ばれていたそうです。(ノスタルジー的趣向で「懐かしのテレビ漫画」などと呼ばれているのはその名残でしょうか)
似た言葉に「漫画映画」こちらはテレビの子ども向け番組(主に特撮番組やヒーロー物など)
アニメも当時は、特撮・人形劇・などと同列だったような…子ども向け番組として一緒くただったように記憶しています。

2)アニメの歴史
■黎明期
江戸時代に既に「写し絵」近代は切り紙アニメーションが国内にはあったそうです。
現代のアニメの源流は、やはりディズニーでしょうか。
アメリカにおいては、映画界で短編アニメ映画が沢山作られていたそうで、その中で生まれた1940年のアメリカアニメーション映画「ファンタジア」(ディズニー製作)が金字塔。

その影響を受け、1941年に中国で制作された『西遊記 鉄扇公主の巻』がアジア初の長編アニメーション映画とされる。
1942年に戦時下の日本にも輸入され、海軍省に長編アニメーション映画『桃太郎 海の神兵』を制作させる動機となった。

日本初の国産長編アニメは、国策アニメ映画でした。
『桃太郎の海鷲』そして『桃太郎 海の神兵』は、日本の海軍省より国策アニメ映画製作の命を受け松竹動画研究所によって製作され、戦時下の1945年(終戦直前ですね…)に公開された長編アニメ。
当時の子供たちである少国民を対象に戦意高揚目的に制作された映画ではあるものの、随所に平和への願いが暗示されている箇所がある、ということです。

■長編アニメーション映画
戦後は、劇場公開される「長編漫画映画」が生まれました。
東映動画『白蛇伝』(1958年)『安寿と厨子王丸』(1961年)『太陽の王子 ホルスの大冒険』『長靴をはいた猫』(1969年)など。多大な制作費で制作され芸術映画と宣伝されたそうです。
これらのシリーズは「東映まんがまつり」等のお正月の定番映画として普及。16ミリフィルムとして小学校の上映会などにも貸し出されて、多くの子供たちが観賞。後の星空映画会などへと引き継がれていくこととなりました。

■TVアニメ
日本初の本格的テレビアニメは『鉄腕アトム』(虫プロダクション1963年)テレビアニメ時代の幕開けといわれています。
虫プロ以降続々と国内にアニメーションスタジオが設立され(日本アニメーション 東映動画、タツノコプロ、東京ムービー、エイケン、シンエイ動画 等)初期のテレビアニメの名作が生まれました。詳しくは第二回「テレビまんが黄金時代」でお話しします。

また虫プロには『千夜一夜物語』(1969年劇場公開)など、従来の子供向けのアニメーション映画とは逆の方向性を狙った大人向け「アニメラマ」というシリーズも存在するそうです。

当時幼かった私の記憶では、この頃は特撮作品が充実していました。怪獣・妖怪モノ・変身ヒーロー・仮面ヒーロー・戦隊ヒーロー・巨大ロボ…
人形劇をフィルム撮影してアニメーション加工した人形劇番組や、ピンポンパン・ポンキッキ・ロンパールームなど、子ども向け番組も人気。

ちなみにこの後シーズン5にて、日本の特撮を連続特集しました。
月与志のカルチャー夜話 SEASON-5

第一回は、1時間程度の軽いお話しで始まりましたが、この後回を重ねる事に、内容が深く濃く、視聴者さんを巻き込んで盛り上がって参ります。
ぜひアーカイブ映像をご覧下さい。

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奈良の今を伝えるインターネット放送局 DEERs Nara Channel 生放送の番組です。
ご試聴は番組HPよりライブ放送をお楽しみください。
http://www.deers-nara.com/

月与志site
http://tsuyoshi-jp.com

Facebook Artist page「月与志」
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月与志のカルチャー夜話
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posted by 月与志(tsuyoshi-jp) at 14:36| Comment(0) | 月与志のカルチャー夜話
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