2015年06月06日

月与志のカルチャー夜話 第五十七夜 〜宮崎駿vs押井守/化物語

墨絵作家 月与志がお送りする、知的好奇心を刺激するカルチャー系トーク番組、
「星の林に月の舟〜月与志のカルチャー夜話(つよしのカルチャーよばなし)」

2015年2月16日放送 第五十七夜は、
日本アニメの巨匠、宮崎駿押井守監督を取り上げました。
千と千尋と日本の神々、イノセンスと人形愛、といったお話。
ゼロ年代以降アニメの秀作・化物語〈物語〉シリーズのお話も。2時間まるっとアニメ特集です。



【月与志のカルチャー夜話 第五十七夜 〜宮崎駿vs押井守/化物語】

各コーナーの詳細は以下です。

オープニングは、今回のテーマをネタにした初の本格的なRAP!
たどたどしい出来ですが、アニメ作品のファンだったら楽しんでもらえる、かも(´ω`)

今回は声が少々荒れておりますが、この日は授業で一日しゃべり通しだったもので…。
京都の小学校で、墨絵の授業をしてまいりまして、とても充実してました。
詳しくは→墨絵Art教室@同志社国際学院 初等部〜2日目

歴史のお話。2015年の年賀状依頼で、「花燃ゆ」にも登場する、久坂玄瑞、そして高杉晋作のイラストを描かせて頂きました。
そして、今年が大阪の陣400年の真田幸村の墨絵を描かせて頂きました。
少々遅くなりましたがご紹介しています。

放送中のアニメ「シロバコ」の感想も述べております。「万策尽きたぁ!」これだけリアルだと実写版が見て見たいですね。


1)カルチャートーク:アニメ#04 宮崎駿vs押井守

説明不要、日本アニメ界の巨匠お二人を取り上げました。
私などが語るのは恐縮ですが、ここはアニメ語りで避けて通れません。
今回はお二人を対比するという形で、なにか新鮮なお話ができるのでは、と考えての特集でございます。

1997年公開作品「もののけ姫」を初めて見たときの衝撃、「生きろ」のメッセージ。
90年代に社会現象となったアニメ「エヴァンゲリオン」と「攻殻機動隊」と共に、時代の空気を考えました。

もののけ姫.JPG

■宮崎 駿 監督
日本アニメ界の代表といえる名監督。あまりに深い世界観・エピソードをお持ちですので、今回は話をしぼりまして…奈良は春日原生林・トトロやもののけ姫にでてきそうな、神さまが棲んでいるかもしれないような森の映像と共にお送りしました。

春日大社宝物館には、千と千尋の神隠しに登場する「春日さま」のモデルがいらっしゃいます。
また、神道的なお話、「言霊」信仰など、奈良に暮らしていると、けっこう身近に感じます。
そして奈良では古くから、鹿を神の使いと崇めてきました。

もののけ姫〜室町時代の日本を再現した、時代劇とは違う時代物のアニメーション映画。
従来のジブリ路線〜王子と姫の物語から離れた、アンハッピーエンド?とやや難解な展開はなぜなのか?
宮崎 駿 監督のターニングポイントになった作品だと思います。(個人的にはジブリで一番好きな作品です)
後半は三鷹の森ジブリ美術館の写真と共にお話しました。

宮崎監督引退、ジブリのこれからにも思いを馳せるところです。


■押井 守 監督
代表作「攻殻機動隊」「パトレイバー」シリーズで知られる、独特の世界観が魅力の監督です。
作品がやや難解なので、興味を持って貰えるような話ができればと思いました。

1995年の監督作品『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』が海外で注目を浴び「ジャパニメーション」という言葉を生んだと言われています。
私は「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」よりファンとなりました。「天使のたまご」「御先祖様万々歳!」など好きでした。
最近は、CGをいち早く駆使し、アニメと実写の垣根を越えた映画を作られております。
2005年の愛知万博にて、総合演出した映像作品「めざめの方舟」の話。

イノセンス.png

今回紹介したいのは、「イノセンス」。攻殻機動隊の続編、といいながら…哲学的なテーマが強烈です。
なぜ人は人形をつくるのか。
人形への愛・もっというとアニメーションという仕事の本質に迫るテーマなのだろうと思いました。
人が人を愛せなくなった時代のお話。


2)カルチャートーク:アニメ#05 化物語〈物語〉シリーズ

冒頭でまた遊んでおります(´ω`)

ゼロ年代以降の傑作アニメ「化物語(ばけものがたり)」丁度全シリーズを視聴終えたところなので、最近のアニメのお話として入れました。
ネタバレをなるべくしないように、作品の魅力を語ってみました。

01_戦場ヶ原ひたぎ.png

化物語〈物語〉シリーズは、西尾維新 原作、アニメーション制作:シャフト・新房 昭之監督作品。
毎回よくこんな話を思いつくよ!の連続で、ぐいぐい引き込まれました。ライトノベル原作ということで言葉遊びが秀逸。
それをスタイリッシュなビジュアル、過剰な演出、遊び心、で楽しませてくれます。
オープニングが見事でこれまた楽しませてくれます。

03_八九寺真宵.png

食べ物に例えると、一口目は刺激が強くて、大丈夫か不安だけど、食べ始めると意外にいける、
そして最後には、定番の美味しいものがしっかり入っていて、感動することも。そんなアニメです。

主人公の男子がそうで、ぱっと見は今時だけど、実は珍しいぐらいの正当派ヒーロー<正義の味方>でした。
私が思うに、ヒーローの条件とは、女の子にかけられた呪いを解ける事なのだと思います。

呪いを解く物語=白雪姫・眠れる森の美女などでは、姫が母親にかけられた呪いを王子が解くのです。

05_千石撫子.png

阿良々木 暦もまた、戦場ヶ原、羽川、八九寺、神原、撫子…といった女の子達の呪いを解ける男子でした。
それならば、忍野メメや、貝木泥舟もまた、ヒーローなのかもしれませんね。

02_忍野忍.png

また、世界で最初のハーレムな物語がありますよね、というお話も。
所々ネタも織り交ぜながら、楽しくお送りしております。

3)ShiShi舞Girls
テーマ曲を、コトコトイヌイくんに提供いただきました。


詳しくは番組アーカイブをぜひご覧下さい。

奈良の今を伝えるインターネット放送局 DEERs Nara Channel 生放送の番組です。
ご試聴は番組HPよりライブ放送をお楽しみください。
http://www.deers-nara.com/

月与志site
http://tsuyoshi-jp.com

Facebook Artist page「月与志」
http://www.facebook.com/tsuyoshi.art

月与志のカルチャー夜話
http://tsuyoshi-jp.com/activity/media/culture_yawa.html
posted by 月与志(tsuyoshi-jp) at 00:16| Comment(0) | 月与志のカルチャー夜話
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。