2016年06月29日

墨絵上田城の戦い 展示されました

2016年春に描きました、戦国武将 真田氏上田城に籠もり戦った「上田合戦」をテーマに描いた「墨絵上田城の戦い

墨絵上田城の戦い お納めいたしました

こちらの原画が長野県上田市の「めざまし食堂&上田プラザホテル」様のロビーに展示されております。
畳一枚ほどの大画面に、力一杯かつ緻密に描いた大作です。ぜひ現地でご覧下さい。

上田プラザホテル【公式HP】めざまし食堂&上田プラザホテル

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「墨絵上田城の戦い」は、上田に観光に来られる方がイメージを膨らませて、楽しんで頂ける絵を目指しました。
上田城の戦いの様々なエピソードが一枚の絵として繋がっています。

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また、沢山の人物が登場する群像劇のような絵となっております。
お馴染み真田家の武人達を堂々と勇ましく。武将から騎馬武者、足軽まで。
城下町の人々から攻める徳川兵まで。
そこには様々なドラマがあったことでしょう。

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見所をひとつ。立派な騎馬武者の隣にいる、七人の野侍に注目して下さい。
彼らは我々のご近所に住んでいそうな、知り合いの誰かに似ているような、何処にでもいるおじさんやむすこさん達です。
彼らがどのような気持ちで戦に臨んだのか…表情にいろいろ込めてみましたので、ぜひ感じ取って下さい。

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彼らは最初絵には登場していなかったのですが、描き進めているうちに生まれてきました。
ご依頼主のお話しから「故郷を必死で守った人々」への共感を感じ、それを象徴する人々として大きく前面に描き入れました。

最終的には、英雄の勇ましさだけを描いた絵ではなく、人間くさい物語を描いた絵になったと思います。
また、講談やドラマ・マンガでお馴染みの人々も絵のどこかにさりげなく潜ませていますので、それを探し出す楽しみもございます。

詳細はぜひ、真田氏が守った信州上田の地にて、原画をご覧頂ければと思います。

上田駅近くの上田プラザホテルさまは、手作りの朝食が美味しいと評判のホテル。
観光もかねて私も訪れてみたいと思います。

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ご依頼当初よりホテルに飾って頂くとおっしゃっていたので、大河ドラマ「真田丸」イヤーの今年だけでなく、これからもずっと長く鑑賞していただける絵になるよう心がけました。

なお、「墨絵上田城の戦い」の原寸大複製が、上田駅前交差点のビル壁面・上田合戦絵地図横に掲示されているそうです。
上田城に向かう前にぜひご覧頂き、合戦のイメージを膨らませていただければと思います。


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2016年06月07日

Rp:枚方T-SITE

今回は美術関係のお話しではありませんが。
ライフスタイル百貨店というコンセプトの新名所が、大阪府枚方市駅前に出現しました。

枚方T-SITE | 蔦屋書店を中核とした生活提案型商業施設

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この巨大な書架がシンボルです。
店内のスターバックスで飲み物を買うと、各フロアに設置されているチェアやソファに腰掛けて、心ゆくまで本を読んでいいらしい。
ひらぱー帰りに「お出かけスケッチ」の講評会で立ち寄ったのですがとってもよい体験でした。

話題性も抜群で、沢山のお洒落な人々が集っておりました。
まるでここだけが「東京」です。

早朝から深夜まで…現代の多彩なライフスタイルに寄り添うコンビニエンスな百貨店、という
ツタヤさんらしいコンセプトの施設でした。

しかしながらここ枚方は大阪の近郊の街(地元なので…はっきり言いますが田舎ですw)
このようなお洒落な施設を建設してはたしてニーズがあるのか、心配になりますが…。
大阪市内ならまだ都会的な生活をしている人々も多いでしょうけどねぇ。

なぜ大阪グランフロントなどがある都会につくらなかったのかというと、枚方という街が、ツタヤさんの発祥の地だからという理由が考えられます。

30年以上前、枚方駅前の雑居ビルに貸しレコード店「LOFT」がございました。
私はまだレコードなど買えない歳でしたが、その場所の特別お洒落な雰囲気(80年代原宿のような)に惹かれてよく通っていた記憶があります。今で言う「シティポップ」の曲とかがよくかかっていたのでしょうね。
月与志のカルチャー夜話 第九十二夜 〜シティポップの時代

そのお店が、ほどなく枚方駅前にツタヤとしてリニューアルオープンしました。
現在は「枚方駅前本店」としてあります。

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枚方T-SITEは近鉄百貨店があった場所です。かつては近郊で最も賑やかな場所だった枚方駅前も、大型百貨店がことごとく閉店し寂れた印象はぬぐえませんでした。
そんな状況での枚方T-SITEの出現ですので、きっと地元への貢献を考えてのことでしょう。
実力を持った企業というのは本当に凄いです。

それにしても近鉄百貨店があったここだけが、まるで東京恵比寿のような空間で、周りは以前のままの枚方。なんだか夢を見ているような、不思議な感じでした。
30年前、まさかこんな事になるとは想像もつかないし、感慨深いものがございました。

ひらぱーといい、枚方やるなー(´ω`)

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Rp:チームラボ☆アイランド 踊る!美術館と、学ぶ!未来の遊園地@ひらかたパーク

大阪府枚方市の遊園地「ひらかたパーク」内のイベントホールで開催されていた「チームラボ☆アイランド 踊る!美術館と、学ぶ!未来の遊園地」の感想など書きます。

チームラボさんとはいえ、子ども向けのアトラクションだろうなぁとあなどっていたら、けっこう本気でした(´ω`)凄かった。

展示後半の「未来の遊園地」は本当に沢山の子ども達が本気で遊んでました。
例えば、色も音も変化する光のボールを転がして音楽を奏でたり、
積み木を置いたら、列車の線路がどんどん繋がっていったり、
手をかざしていたら、こびとが現れて遊び始めたり、
象形文字を触ると、ほんものに変化したり。

懐かしい「けんけんぱ」も音と光で演出されるのですが、子ども達が自分でデザインできたり。
お絵かき・らくがきしたお魚やくるまが、すぐ本物みたいに泳ぎ出したり、走り出したり。
こりゃ面白いだろーなぁ。
これらは昔、ぼくらが想像して楽しんでいた事と同じだけど、現実に目に見える形になるなんてまるでマジックですね。

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チームラボ、アートと未来の遊園地が結集した
関西初の大規模な展覧会!

本展は、デジタル領域を中心に独創的な事業を展開するウルトラテクノロジスト集団チームラボの、世界でも評価の高いアート作品と、全国各地で大人気の「チームラボアイランド! -学ぶ!未来の遊園地-」を結集し、大規模で展示いたします。大空間で展開されるアートから、体を思いっきり動かす未来の遊園地まで、最先端を走るチームラボの全貌とその魅力を体験することで、テクノロジーとアート、学びと遊びの本質を発見し、そして未来を切り拓くクリエイティブ活動に、自ら参加することになるでしょう。
公式サイトより)


展示前半は、もうちょっと大人向け?なコンセプチュアルなインタラクティブ作品が多数。
インタラクティブ…つまり、鑑賞者やユーザーのアクションに反応して変化する、という類の大型映像作品群です。

例えば、鑑賞者との出会いで変化していく「コントロールできない」花々。一期一会の絵画空間、とか。
同じく鑑賞者に反応し形作られていく美しい「光の彫刻」とか(女性達にはことのほか人気でしたね)
古来の日本人の空間認識(超主観主義)というテーマで創られた「デジタルの屏風・絵巻物」シリーズとか。

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チームラボさんといいますと、3〜4年ほど前に書家紫舟さんと組んだ「世界はこんなにもやさしく、うつくしい」を思い出しますが、
その後、代表の猪子氏の哲学的なアプローチや言説を知り、興味を深めておりました。
単にハイテクという訳ではなく、とにかくユニークなのです。
(今回の出展作も日本画の古典・伊藤若冲から板野サーカスまでオマージュしている点も興味深い)
では難解なのか、というと…
難しい話はきっと分からない子ども達も、有無を言わせずひきこむ映像体験、というのが特長なのかもしれません。

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今回なぜ、関西では天保山やグランフロントではなく「遊園地」なのか(しかもひらぱー)
それは体験して分かった気がします。(因みに2015年は東京お台場でチームラボ展だったそうですが)

インタラクティブなデジタルメディアを最も素直に楽しみ、クリエイティブに使えるのは、きっと子ども達なのでしょう。(私はこれ以上新しいスマホとかできればご免ですw)

未来の遊園地、という通り、これらの作品が将来のエデュケーションから遊戯までを更新するのかもしれませんね。


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